ネコだけど羊。

しゃみです。ピアノ演奏動画や楽譜の作成、また詩や曲の解説記事を書いています。

【書評】一番売れてる株の雑誌ZAiが作った「株」入門 上級編

ファンダメンタル分析について学びたかったので、本屋で立ち読みして一番読みやすそうだったこの本を購入。

2時間弱で読めます。ファンダメンタルの箇所の解説は、簿記2級程度の会計知識を持っているとスムーズに読めそう。逆に、基礎的な財務知識がない状態でこの本を読むのは少し厳しそう。

以下ブクペに投稿したまとめ。

原則:上昇トレンドは乗り、下降トレンドからは守る
3つの基本(株が動く要因)
・業績がよく
  売上
  経常利益(ほぼ経常利益)
  モメンタム → 勢い(上方修正)
  持続性 →その会社独自の強み
・割安で →PER(株価÷1株利益)・・・成長率で評価される
  (持続性やモメンタムも考え「妥当PER」を考える)
・チャートが良い(需給) →横ばいからの上放れ
★下降トレンドの株はまず避ける →投げ売りが横行している
・・・下げ止りしてから手を出す(落ちているナイフには手を出すな)
・・・横ばいの時間がながければ長いほど、何かキッカケがあれば株価は上昇する
★上昇トレンドでも過熱感があれば需給は悪化する兆し
下がる予兆
・過熱 →最終局面で短期急上昇する
・崩れ →13週、26週平均曲線を割る
景気は3〜5年で1回転する
景気循環の先行指標の1つ →電子部品・デバイス工業の出荷在庫バランス
財務諸表
・在庫
・営業キャッシュフロー →本業の中で手元の現金がどれだけ増えたか、収入の範囲で投資していれば減らない
・有利子負債
景気循環株 → 業績よりも経済指標に連動(日本エレクトン)
サプライズで大幅上昇
★四半期で決算での情報下方修正を見る
★3年の決算ダイジェストで傾向をつかむ
 ①決算記事 3年間での伸び
→②PER 割安か
→③チャート 横ばいか
→④HP 数ヶ月以内に業績を上方修正していないか
「妥当PERの差×買った株数 = 将来への期待額」
★小売店の場合月次データも参考になる
★財務諸表
・売上高
・経常利益
自己資本比率 →50%以上ならOK
◯営業CF …前期からの減少や、赤字に注意
◯投資CF …通常赤字だが、営業CFを超える赤字なら要注意 (黒字=事業縮小)
→大幅な赤字のときは買収をした可能性あり。買収した事業の将来性を加味して判断。
◯財務CF …大きな黒字が続くようならば、借金を増加している可能性 (資金調達=黒字、借金返済・配当支払=マイナス)
 →一概にどちらが好ましいかは言えない
受取手形売掛金(債権)
・棚卸し資産(商品在庫)
→上2つが急増していたら注意
前者…取引先の経営状態が不健全、後者…思ったほど売上が増加していない
★CFから見る
投資CF大幅増加=固定資産の何かを増やしている
→有価証券
→ソフトウェア(実態がわからない、かかった人件費等コストも資産計上される)
★経常利益からのれん償却費は費用として引かれる=低い利益=高いPER
★資金くりをチェック
・流動負債(1年以内返済)を見て、その金額を流動資産と営業CFなどで賄えるかチェック
流動資産が少なくても営業CFが大きく増えていればOK
独自の強み
・技術・ノウハウ
→高付加価値化、コスト競争力
・ブランド力
・顧客の囲い込み力
→その商品を一度使ったらそれから離れられないようにする力
→ユーザー数が増えることでサービスの質が加速度的に向上する
・規制
海外拠点=円高有利
海外輸出=円安有利
株価は景気の数カ月先を動く
★重要な3つの指標
鉱工業生産指数 …製造業
日銀短観(大企業製造業況判断DI) …企業経営者へのアンケート
★先読み4つの指標
1.米国・非農業部門雇用者数 (世界中の投資家から一番注目される)
→+5〜15万人標準。マイナスは景気悪化。
2.ISM製造業景況指数 (米国企業役員へのアンケート)
→毎月1日発表、標準50〜55
3.半導体製造装置受注額 (景気に大きく左右される)
→上昇傾向か、下降傾向か
4.電子部品・デバイス工業の出荷在庫バランス
商品市況(値段)
→海運(バルチック海運指数)、
非鉄金属(アルミ、ニッケル、銅、亜鉛)、
半導体DRAM、LCO)