ネコだけど羊。

しゃみです。ピアノ演奏動画や楽譜の作成、また詩や曲の解説記事を書いています。

第5回ピアノレッスンノート(11/15)

1.基礎練習

ハノン1番を使って、脱力・姿勢の確認。

無意識に指の頭で弾いてしまっている癖がなかなか抜けない。そこでまずは腕を上にあげて脱力の確認。そのまま鍵盤の上に指を置き、ポジション確認。

自分の課題を矯正するならば、ハノンを弾く際は指を持ち上げすぎないように意識し、弾いていない指は鍵盤の上に置くように意識する。これで変に指の頭で弾く癖を押さえられる。もちろん、テンポはゆっくりで良い。早く指を回すことよりも、脱力した指・身体の動きを確認することがメイン。

2.Ⅰ.素直(2回目レッスン)

前半部(〜8小節目)は、最小単位のフレーズ(スラーで繋がれた単位)を丁寧に意識する。フレーズの頭は5の指であることが多いが、これを意識して聴かせる。(※5の指が鳴らないときは、2・1の指を引くことも)

2拍単位のフレーズと4拍単位のフレーズの違いを意識できるか。4拍フレーズの横の流れ。

中間部(9小節目〜16小節目)は、大きな流れの中での頂点のポイント、またそこへの盛り上がりをマクロに整理する(ストーリーを考える) 14小節目のsfに向かう →13小節目の特殊な和音でエネルギーを感じる →12小節目の左手crescの盛り上がりで向かっていく →9・10小節目より、11・12節目(繰り返しフレーズ)はより盛り上がる →10小節目の左手crescの盛り上がりで、2回目フレーズ向かっていく

13・14小節目にヤマを持っていくなら、左手はもっと鳴らしてもよい。

フレーズを歌うには、それに合わせたブレスができると音楽を乗せやすい。出だしは?歌っている最中は?(個人的には、必死な時ほど息が止まってしまうので、普段の練習からブレスをもっと意識したいところ…)

(右手部分を実際に歌ってみるのはすごく効果的な練習かも…)

17小節目、左手Asの音は重要。控えすぎないように。 同様に22小節目、右手のEも重要。この21〜23小節目は全てCの和音であるが、和音が転回されることで曲の表情が生まれている。第三音(E)があえて最高音に使われている表情を意識して。

22・23小節目にかけてのrit、22小節目4拍目ウラでもっとritをかける(待つ)意識。ゆったり、焦らずに。

次回、暗譜。合格できるかなあ・・・。

3.Ⅶ.澄みきった流れ(1回目レッスン)

前半部(1〜8小節目)、右手4分音符を持続させる。まずはゆっくり、1の指を離さないことを意識して確認。練習段階では、三連符を楽譜通りに引く前に、「1指」&「それ以外の音(同時押し)」と2分割して弾く練習。2つの音を区別できたら、三連符に戻す。

8小節の多いな流れの中で、盛り上がりの頂点はどこか、どこからどう頂点に向かうか/降りてくるか、ミクロに整理してくる。自分のストーリーを描いてくる。

8小節目、1→2拍目で連続するGの音、5の指で跳ねないように。練習として1→5→1→5→・・・指で同音を弾く練習が有効。

9小節目からは、左手右手を合わせて1つのフレーズで捉える(伴奏・主旋でなく)。前半部の右手(1つの手で2声)で行っていたことを、後半では右手左手(2つの手で2声)で行う。掛け合いをよく聞く。

9小節目からも盛り上がり(ストーリー)を整理してくる。それを実現するために、小さな単位から確実に練習するとを大切に。

強弱記号はp、pp しか出てこないが、縮こまった音楽にならないように。Pといっても、 ・遠くから聞こえる ・深く心の底にある ・透明で澄みきっていて見えない ・・・というように、様々なイメージ(理由)があってp になる。単に「小さく鳴らす」ではない。

練習の段階では、楽譜のpを意識しすぎず、まずは大きく自分のストーリーを表現してみることが先決。

4.所感

今までの練習でグランドピアノに触れる中で、普段練習している電子ピアノはタッチが重いことに気づいた…。だから音を鳴らすために変に力んでしまうのかも? レッスンでグランドピアノに触れると、打鍵の感覚が小さくて最初はちょっと戸惑う。でも、すなわち「楽にタッチしてもしっかり鳴る」ということなので、限られた時間でグランドに触れる中で、変な癖を矯正していけたらいいな…。

今回のレッスンでは、弾いている隣でとめさんに身体でフレーズを示してもらったり、歌ったりしてもらった。これが無茶苦茶弾きやすい!!( ´゚д゚`) ピアノはアレですが、合唱は10年ほど親しんでいたので、隣で指揮をしてくれると、すーっと意識を乗せられます。自然とブレスや気持ちも乗せられるので、たちまち音楽に命が吹き込まれたように…。

本来なら、ピアノ「ソロ」なので、自分でブレスを吸って、自分から世界を表現するもんなのでしょうが、いかんせんピアノで「歌う」には、相当引き込んで相当心に余裕でもないと、そこまで意識が回らない段階なので。指揮者がいるととても安心なんですね。自分の中で処理する事項が一つ減るから(笑)

あと、やっぱり人前でピアノを弾くときはまだまだ緊張しまくる自分(歌うとなったら全く緊張しないのだが……)。硬くなってなかなか音楽できないのですよね。

こればっかりは、慣れ→自信をつけるしかない気もしますが、そういう時、隣で「音楽」をやってもらうと、緊張もかなり解けます。表現することは愉しみでもある一方、ある種自分をさらけ出すことなので、慣れないピアノで表現をしようとなると、何故か心のブレーキがかかってしまうのですよね。

表現する際の心のブレーキは、合唱指揮を始めた当初もそんな感じでした。自分をさらけ出すのが怖いというか、なんというか。そうとう反復練習をして、自分の中で「これだ」という芯が見えないと、人前で表現できないんですよね。

こればっかしは性格の問題もあるのでしょうが。まあ、自分の今までの経験上緊張する仕組みはわかっているので、こればっかしは真摯に練習に打ち込んで解決するしかありません(^^;

長くなりましたが、今回はこのあたりで。

楽譜

imslp.org ブルグミュラー25の練習曲のページ

※無料で楽譜がDLできます。

レッスン講師

鈴木友恵(とめ)さん。いつもありがとうございます! @TOMOE_ballady