こんにちは、しゃみです。
「打ち上げ花火 下から見るか横から見るか」を今更ながら見てきました。
以下感想です。ネタバレはありません。
ネットでも評価が真っ二つに分かれているので、どうして評価が分かれるのかを分析してみました。
純粋に楽しみにしている人は、読まないほうがいいかも。
「打ち上げ花火〜」を観てきた。一言で言えば、童貞男子中学生の視点で妄想が続く。思春期の男子中学生の生々しくイタい視点で女性性が描かれているので、まずここで半分の人はドン引きして受け付けられなそう。笑
— しゃみ@blogはじめました (@shami_blog) 2017年9月17日
かといって男子中学生の妄想視点で観れる人が感情移入できるかといえばそうでもなくて、ストーリーは「もし〜だったなら」(if ~ were/had)で展開するファンタジー要素が強いので、おそらく感情移入も難しい。
— しゃみ@blogはじめました (@shami_blog) 2017年9月17日
この作品、よく「君の名は。」と比較されるけど、あれはファンタジーとうよりSFで、課題解決要素があるからストーリー展開の中に感情的に引き込む要素があるけど、「打ち上げ花火〜」は完全にファンタジーだから、そもそもストーリーにオチが無い。だから君の名は。を期待すると肩透かしを食らう。
— しゃみ@blogはじめました (@shami_blog) 2017年9月17日
自分の過去を振り返って「もし〜だったなら(if ~ had/were)」と思考してみることで感情的に湧き出てくるものがある人で、ある程度メタ的に映画を観れる人ならば、「打ち上げ花火〜」は割と面白い作品だと思う。自分はその点予想と期待通りだったので満足。でも人には勧められないかな。
— しゃみ@blogはじめました (@shami_blog) 2017年9月17日
あれだよね。思春期の男子中学生なんて、猿みたいに性欲が余ってて女子に触れたいと思う割にはどうしたらいいか分からなくて葛藤する生き物だから、なずなのように少し大人びててエロチックでリードしてくれる同級生とか、どう考えても「俺らの妄想の集大成」だよね。
— しゃみ@blogはじめました (@shami_blog) 2017年9月17日
まとめると、映像・音楽80点、キャラ・ストーリー45点。
個人的には好きな世界観だけど、いかんせんストーリーが薄すぎてお勧めはできないかな。好きなんだけど。